イベント
- アクセスプログラム[勉強会]
- 石橋義正
- 2014.04.18
- 金曜日
- 18:00–21:00
- 場所:京都芸術センターおよびflowing KARASUMA
パブリックプログラムの一環として、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015を媒介に現代芸術にアクセスするきっかけを、幅広い層に向けて発信する「アクセスプログラム」を不定期で開催しています。2014年2月から3月にかけては、プレイベント[作品展示]ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》に関連して、映像史、哲学、物理学などの分野にアクセスし、多様な視点から作品について思索を深めるプログラムを行ってきました。4月からは主にPARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015の参加作家に焦点を当て、作家自身やその作品に対して様々な方法でプログラム参加者とともにアプローチし、本番の開催に向けて参加者自身が芸術祭を楽しめるようになるきっかけをつくります。
今回のアクセスプログラムでは、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015の参加作家である石橋義正を2部構成で取り上げます。第1部では石橋義正演出による最新作『MatchAtria』の公演を観劇し、第2部では石橋氏およびキュピキュピの映像資料をもとに参加者による作家研究会を行います。なお、第2部後半からは石橋氏が登壇し、トークおよび質疑応答を交えたプログラムを展開します。
写真:川口ゆい×石橋義正『MatchAtria』2014 © Yoshimasa Ishibashi
川口ゆい×石橋義正『MatchAtria』
コンセプト・演出・映像・音楽:石橋義正
コンセプト・ダンス・サウンド・テキスト:川口ゆい
3D映像制作:寺岡昌宏(ギャラクシー・オブ・テラー)
心臓ユニット:安藤英由樹(大阪大学大学院情報科学研究科准教授)
触譜:鈴木理絵子(ファセテラピー・スクール代表)、鈴木泰博(名古屋大学情報文化学部准教授)
スーパーバイザー(心音計測、触覚デザイン):渡邊淳司(NTTコミュニケーション研究所)
衣裳:SADAK
初演:2014年1月10日(DOCK11、ドイツ・ベルリン)
(主催:石橋プロダクション、共催:京都芸術センター)
詳細:mendora.com/works/matcha/matcha_JP.htm
- 【日時】
- 2014年4月18日(金)18:00開始(21:00終了予定)
- 【会場】
- 第1部:京都芸術センター
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急電鉄京都本線「烏丸」駅22・24番出口から徒歩5分
www.kac.or.jp
第2部:flowing KARASUMA
〒604-8152 京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町645
京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急電鉄京都本線「烏丸」駅22番出口から烏丸通を北へ徒歩4分 - 【スケジュール】
- 第1部
18:00−18:30『MatchAtria』パフォーマンス/京都芸術センター 講堂(※PARASOPHIA貸切公演)
18:45−19:30『MatchAtria』トーク&ワークショップ/京都芸術センター 講堂
第2部
20:00−21:00 石橋義正&キュピキュピ作品研究、トーク+質疑応答/flowing KARASUMA - 【言語】
- 日本語
- 【定員】
- 第1部:20名(要申込)
第2部:50名(申込不要) - 【参加費】
- 第1部:2,000円(『MatchAtria』参加料金として)
第2部:無料 - 【お申込方法】
第1部のみ、氏名、連絡先(メールアドレスまたはFAX番号)、参加人数をご記入のうえ、メールまたはFAXにてお申込みください。 お申し込みから1週間以内にご予約確定の返信メールがない場合は、再度ご連絡下さい。第1部は満席のため受付を終了しました。- 【お申込先】
- メール:event@parasophia.jp
FAX:075-257-1454 - 【主催】
- 京都国際現代芸術祭組織委員会、一般社団法人京都経済同友会、京都府、京都市
- 【協力】
- 石橋プロダクション、株式会社長谷ビル
- 【お問合せ先】
- お問合せ
- アクセスプログラム[勉強会]
- 石橋義正
- 2014.04.18
- 金曜日
- 18:00–21:00
- 場所:京都芸術センターおよびflowing KARASUMA
パブリックプログラムの一環として、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015を媒介に現代芸術にアクセスするきっかけを、幅広い層に向けて発信する「アクセスプログラム」を不定期で開催しています。2014年2月から3月にかけては、プレイベント[作品展示]ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》に関連して、映像史、哲学、物理学などの分野にアクセスし、多様な視点から作品について思索を深めるプログラムを行ってきました。4月からは主にPARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015の参加作家に焦点を当て、作家自身やその作品に対して様々な方法でプログラム参加者とともにアプローチし、本番の開催に向けて参加者自身が芸術祭を楽しめるようになるきっかけをつくります。
今回は「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」参加作家の石橋義正氏についての勉強会を開催しました。当初は石橋氏の演出による最新作の観劇とその関連トーク&ワークショップへの参加、そして自由参加で石橋氏の作品にまつわる資料を見つつ、石橋氏には簡単な質疑応答をしていただく構成を予定していたところ、石橋氏のご好意により、後半も大変豪華なアーティストトークとなりました。
まずは「アクセスプログラム[勉強会]石橋義正」第1部として、京都芸術センターの講堂で川口ゆい×石橋義正『MatchAtria』を観劇。各回20名限定ですぐに完売となった全9回の公演のうち、まるごと1回分を今回のアクセスプログラムの参加者のための貸切公演にしていただきました。2014年1月、ベルリンで初演が行われ、バルセロナでの公演も経て今回、京都芸術センターで日本初公演が行われた本作は、ヘッドフォンから流れる繊細な音、石橋氏の3D映像を用いた演出、川口ゆい氏の言葉と「触譜」[しょくふ]の手法に基づいたダンス、そして観客の一人一人に手渡される「心臓ユニット」が一体となり、視覚・触覚・聴覚を全て刺激する画期的なコラボレーションから成ります。このコラボレーションの背景となった研究開発については、パフォーマンスの後に京都芸術センターの大広間で行われたトーク&ワークショップで明らかにされました。当日は石橋氏がプロジェクト全体と主に3D映像を用いた演出について、鈴木泰博氏(名古屋大学情報文化学部准教授)が触覚の譜面=「触譜」の研究について、そして安藤英由樹氏(大阪大学大学院情報科学研究科准教授)が「心臓ユニット」に使われている「心臓ボックス」について詳しく解説してくださいました。また、実際に「心臓ボックス」を使って他人の鼓動と自らの鼓動を共有する「心臓ピクニック」を体験させていただきました。
「アクセスプログラム[勉強会]石橋義正」第2部では、石橋氏と共にflowing KARASUMAに移動。石橋氏は『MatchAtria』についての更なる制作秘話から始め、3D映像を用いたパフォーマンスという繋がりで2012年の『アトメスッパイ』[詳細:
今回のアクセスプログラムの参加者は第1部が20名、第2部が61名。運営の面では、同志社大学から1名の学生にご協力いただきました。
アクセスプログラム[勉強会]石橋義正
日時:2014年4月18日(金)18:00開始(21:00終了予定)
第1部
18:00−18:30『MatchAtria』パフォーマンス/京都芸術センター 講堂(※PARASOPHIA貸切公演)
18:45−19:30『MatchAtria』トーク&ワークショップ/京都芸術センター 講堂
第2部
20:00−21:00 石橋義正&キュピキュピ作品研究、トーク+質疑応答/flowing KARASUMA
主催:京都国際現代芸術祭組織委員会、一般社団法人京都経済同友会、京都府、京都市
協力:石橋プロダクション、株式会社長谷ビル
石橋義正●1968年京都生まれ、同市を拠点に活動。「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」参加作家。詳細:石橋義正